保育士が慢性的な人手不足になってしまう理由について

 

保育士といえば子どもに人気のある職業の1つであり、大学や短大や専門学校といった養成機関に通う人も多いです。

 

そのため毎年多くの人が保育士の資格を取得して就職するものとされています。

 

しかしながら現在多くの保育園において保育士が不足している状態になっています。

 

このような保育士の人手不足が起きる理由については大きく2つのことが挙げられます。

 

保護者への対応が難しくなっている

 

近年学校に対してさまざまなクレームをつけるモンスターペアレントが問題になっていますが、保育園に関しても同様に保護者からのクレームが後を絶たない状態になっています。

 

保育士は子どもの保育をするだけでも大変な業務ではありますが、そこに保護者へのクレーム対応が入ってくると帰宅時間が遅くなったりどのように対応していいかわからないという悩みを抱えてしまいます。

 

本来であれば他の職員に相談できるといいのですが、他の職員も自分の業務に追われてしまって対応できないことも多く、保護者への適切な対応ができない状態になった結果、保育園の職場を去る保育士が後を絶たず、人手不足を招いているのです。

 

子育て世代の保育士が働きづらい環境にある

 

保育士の資格を所有しながら実際には保育園で勤務していないという人は数多くいます。

 

その大きな理由の1つとして、今育児中で自分の子どもを預けて仕事に就きにくい環境になっているということが挙げられます。

 

保育士の勤務については園によっては朝早くから夜遅い時間までとなっているところも多いものの、自分がそのような勤務体系に合わせて働こうとしたら自分の子どもを預ける保育園が見つからなかったということが多いです。

 

また子どもが急な病気になったら自分が看病のために休まなければいけないことになりますが、特に担任を持っている場合には簡単に休むことができないため子育てと両立して勤務するのはとても難しいものなのです。

 

この子育て世代が保育士として簡単に就業できる状態になれないことは、保育士の人手不足の大きな原因の1つとなっているのです。

 

まとめ

 

保育士が人手不足になる理由はいくつかありますが、現在保育園を増やすという対策は取っているものの保育士の資格を持っている人が働きやすいような環境が整備されていないことから解消はなかなかできない状態です。

 

なので今後は保育士の人手不足を解消する対策を保育園を増やす対策と並行して行うべきです。